友選び

昨日の予定通りに仕事を終え、梅田のホテルのロビーで女三人、待ち合わせをして飲み会に行った。

仕切ったTは相変わらずで、待ち合わせの場所に来ても、まだ場所決めてないけどいい？
『おいっ！まだ決めてないって予約もしてなの？』
もう、3ヶ月も待ち続けた集合は出かけるその時間になっても行き先が決まっていない・・・。

結局、私が知っているお店に行き、何とか3席分あいていたのでそこで落ち着くことになった。
とっても寒くてもう他の店を探す気になれなかったしね。
でも、大きいテーブルの使用で相席になった。

隣の席はくたびれたサラリーマン男性の5人組。
話している内容は、仕事の話らしく楽しんで飲んでいる感じには見れなかったな。
そして私たちは、実らない恋話・・・。
すっごく対象的だった。

女30も過ぎ半ばになる3人組。私は既婚だが、他の二人は優雅な独身生活。
そんな話を羨ましく思いながら、お酒をぐいぐい飲んだ。

2次会も終わり、さあ帰ろう。Tが立ち上がった。
Tの自宅はかなり遠いため、最終電車より1時間くらい早い電車で帰る。

私もいい気分で自宅向かい、無事に到着。
さあ。風呂に入って。たっぷり寝て明日は無駄寝をしよう。
しかし・・・

携帯が鳴り、メールが入った。Tからだった。
「ねーさん。電車で寝過ごしました。泊めてください」

おい！マジか？
せっかくいい気分で帰ってきたのに、今から宿泊者の為の準備しなきゃじゃないの。
仕方ないので『とにかく○○駅までおいで、そこからタクシーね。』と返信。

そこから、旦那にその旨を伝え、準備に入った。
寝室を空け、着替えを準備し、客用の布団を作り、旦那も風呂の湯を新しいものに入れ替え、洗面用具などを準備してくれた。
次の日の朝食もセットした。(Tは次の日仕事だと言っていたので)

『近くに来たらTELして』とメールを打った。

メールが来た。
「コンビニでお金をおろせたので、タクシーで自宅まで帰ります」

え？どういうこと？
さっきからずいぶん時間たっているんじゃないの？

そこから、Tからの返事はありませんでした。

あたしも気分悪かったけど、旦那も怒るし、酔いは覚めるし、なんだったんだあいつは・・・。

次の日もメールは来ません。私も出しません。

友達も選ばんといかんなあ。