女弁護士

2005年2月16日 日常
今日、2年前の主人の交通事故の件で弁護士とあった。

メガネをかけた若い女性の弁護士。
頭は切れる、適切?と思われる意見も言ってくれる。
だが、どうも頭のいいお嬢様で、礼儀に欠ける。

義父の友人の紹介なので仕方がないが、わざわざ東京から大阪に来たのに、ドクターへの質問事項などの準備不足が目に付く。
忙しいドクターは時間を割いてやってくれているのに、と少々腹が立った。

こちらからの要望を伝え、出来る限りの手段を考え、有利に話を進める事が彼女の仕事だと思っていたが、「それは無理」「そういう事例はない」「特殊事例でないと・・・」「それは難しい」など否定的なことしか言わない。

途中で切れそうになったが、冷静に
「では、先生の出来る事はどんなことなんですか?アイディアを出してはくれないのですか?妥当な金額はいくらをお考えなんですか?」と聞くと、初めて、
「こういう事例を元に調べてみます。そこからアイディアを出します。金額は算出しないとわかりませんので、だいたいの金額を出してみましす」と。

『あんたを雇ってもう2年だぞ!今まで何やってたんだ?』
と、叫びたかったが、味方につけなくてはならないのでぐっと堪えた。
結局、弁護士を雇っても、知恵もなく、自分たちで動かなければならない現状に腹が立って仕方がなかった。

女弁護士(33歳位)。飾りっけのない、頭でっかちの箱入り娘。

「せっかく大阪に来たのでおいしいものを食べて東京に帰ります。なにがおいしいですか?」と言っていったが、お前の目的何しにここに来たんだ?クライアントに今言うことか?

主人が片手の機能を失ったことで、日常の家事がきちんと出来ないという点は交渉の論点に入るのか聞いてみた。

すると、日本では 結婚して奥さんがいれば日常の家事はすべて奥さんがやるので、家事に不自由しているとは言わない。
でも、独身だったり、奥さんが仕事で長期間、家を空ける場合は特殊例として家事負担の部分も交渉論点に入るという。

結局、日本では女性は家事をするものと定義されているようだ。慰謝料の金額は低く、限りなく精神論の部分はほとんど0円と思って欲しいとも言われた。

仕事をもつ女性が交通事故の被害者で、たとえ四肢を失ったとしても、家庭の稼ぎは男性が主ということで、生活を改善する(バリアフリーなどの)金額のみを算出、慰謝料はほとんどでないのが日本の実状らしい。
ここでも、家事は女性がするものみたいに言われ、腹立ちモードが倍増した。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索