自動車工場見学

出張で自動車工場の見学に行った。

本来なら来客見学コースなのだが、なぜか今回は実際の工場の通尾などを通してもらい間近で見学することができた。

とても大きな工場で1つを見るのにゴルフのショートコースを歩くかのような距離を歩かされた。

見学して感動したこと。
ここにいる人達ほとんどが期間社員で半年以内の経験しかないという。しかし、ライン作業の中でほんの数秒でドアやエンジンが織りつけられていく様を見て感動。
手先や身のこなし、芸術的だ！とまで感じた。

体力的にとても厳しい仕事だが、その中で無駄のない、力強い動きにまたまた感動。
口を開くことはなく黙々と働く強さに惚れ惚れした。

そして別工場では、エンジンの部品の製造から組み立てまでを請負う部署を見学。
真っ黒な石から鋳造し成型していく。
気温は40度以上。真夏には50度近く行くのではと言っていた。
それだけで倒れそうなのに、オイル臭、薬品臭で頭が痛くなった。この中で毎日働く人たち本当にスゴイ！

いわゆるブルーカラーといわれる世界の人々かもしれない。
ほとんどの人が家族の元を離れて寮生活をして頑張っている。
偉いなーと思う。

毎日デスクの上にかじりつき、たまに面接業務を行う私の仕事がちっぽけにさえ感じた。