旦那のこれから

2005年7月26日 日常
旦那は交通事故で右腕の機能を失った。
もう2年も前の話。

手術をし2年で肘だけは曲がるようになったが、
肘から下は全く動かないし、筋肉の収縮も始まっている。

昨日主治医のところに行き、
「子供が生まれる前に手首が曲がるように手術がしたい」と
言った。
しかし、主治医は
「体にメスを入れ、長い入院をし回復し、また社会復帰するのは
大変だ、そこまで回復を期待できる手術ではないので
やらない方がいい」と言ったそうだ。
旦那はしつこくお願いしたようだが、
前回の手術の結果が先生の思ったような回復まで
達していなかったらしく、今後も期待が薄いので
やらないと言ったようだ。

神経の移植手術なので回復に時間がかかる。
そして本人、家族のストレスもある。
年齢的にも、神経の成長がこれから早くなるわけがなく
衰えていく年なのだからと先生に言われている。

旦那の落ち込みは見ていられなかった。
確かに、次期手術の為につらいリハビリにも耐えていた
から尚更だ。

どう声をかけていいのか分からなかった。
これからの希望がなくなったかのように話す旦那・・・。

遠い将来、神経培養なんて技術が医療に使われ、
普通に再生できればいいのに。ともらしていた。
クローン技術・・・、彼が思う本音の部分なのだろう。

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