買う物は、義父と義母の誕生日プレゼント。
それなら、私達夫婦分もと思い一緒に出かけた。
彼女は、二人目を出産、街には出るのは1年半ぶりという。
もともと、街慣れしていない人だとは思っていたが、
一緒に出かけこりゃまた面白大変になってしまった。
彼女はベビーカーに8ヶ月の子を乗せ、私は妊婦。
そんな二人が休日の梅田のデパートめぐり。
隣の駅から先に乗るEさん、待ち合わせは同じ電車の先頭車両。
私は、駅の階段を降り、ホームの端まで、
えっちらおっちら歩いて、ベンチに座って『ふう。』
電車が来るまで後、あと2分。
メールが鳴った。Eさんからだった。
『間違えて、後ろの車両に乗ってしまいました』
おい、おい、私にホームの端から端まで行けってか。
後ろの方へ歩き出したが、途中で電車が到着してしまった。
仕方なく、電車内から歩いて後部車両へ。
悪びれた感もなくEさんは座って手を振っていた。
私はすでに、汗かき気味に。
私はあまり歩きたくなかったので近くのデパート2店舗へ。
休日ということもあり、ごった返していた。
お昼時間を少し過ぎていたので、先に食事をすることに。
めったに外出しない彼女のために、好きなもの選んでもらう
『普段、ゆっくり食事が出来ないからゆっくり食べれて
少しリッチな感じでも・・・』とリクエストを受けた。
最初洋食がいい、でも込んでるから和食でも。
と目移りしていたようだが、豆腐がいいとのこと。
ベビーもいるので、少しカジュアル感があり周りに迷惑の
かからなそうな店を選んだ。
席に着き、メニューを持ってきてもらう。
しかーし、Eさんメニューを見るなり
『お昼にこんなにお金を出すなんて・・・』とクレーム？
・・・だって君がたまに街に出るからって言ってたし(泣)
まあ、ランチ膳なのでそんなに負担ではないと思ったが、
そういわれると困ってしまった。
・・・なんとかそこで食事を済ませ。
いざ、買い物へ。
Eさんの行動はもう大変。
ベビーカーを持っているのに、通路の真ん中で立ち止まり
通行人にぶつかる。
端によって歩こうって気が全くなく、私が誘導しながら
でないと、逆走する車のように斜めにふらふら歩いていく。
もう、見ていられない。
エレベーターを探すも、先に乗っている人でもう満員
ベビーカーなしなら乗れるかも、でも無理。
それでも乗ろうとするから怖い。
次を待つことを勧めると。
Eさんから驚きの一言
『どうしてこの人たち(エレベーターに先に乗っていた人達)
はエスカレーターで行こうって気がないんだろうね？』って。
確かに、そうではございますが、君たち中心にデパート
が動いているわけでなく・・・・。
そんなこんなで何とか買い物を済ませ、帰宅の途へ。
電車の中で『こんなにお金使っていくなら近所のとこで
買ったほうが楽だったね』だとさ・・・。
まあ、久々に街中に出てそう思ったんでしょう。
私も、来年そうなるのであろうか。
社会に適応した大人でありたいと思った一日だった。
・・・一人で出かけた方が絶対楽だったな。
・・・疲れたのか、夜、熱を出したのであった。
最悪。
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