21:45
病院到着。病院に着けば落ちつくかもなんて思ったのが大間違い。とにかく波が来ると痛みに固まる。
診察すると『ギャー』と思うほど痛くて、足に力が入る。
深呼吸をしたいが、痛みで腹部筋肉も硬直。
助産師「お産はいい感じで進んでいますね。今子宮口は6cm開いてるわよ〜もう少し頑張れ!!」

激痛の中
『6cmか、出てくるのは2月14日の2〜3時頃かな』と
自分で勝手なゴールを設定していた。

22:40
『もう、陣痛なんだか良くわかんない・・・・
後何時間このありえない痛みに耐えるんだ〜?くっそー。
分娩だけでも2〜3時間かかるって言うし、
いきみたい・・って感じなんかまだよくわかんないよー
いてー、いてー』
・・・・と心の中で思っていた。
××××××××××××××××××××××××××××
実はこの時同時進行で分娩準備に入っていた助産師さん。
私の足を固定し腰の下の台を外し・・・・
などの大掛かりなセッティングが行われていたらしい。
旦那もいつの間にか準備の間は廊下に出されていた様。

22:50頃
旦那再入室。
助産師「両手でサイドのハンドルを引いて、次の陣痛の波が来たら深呼吸して下腹部に力を入れてね〜」
初めて『えっ?もう出るの?』と思う。
・・・波が来た。
痛すぎるところに筋肉が硬直して、他に力を入れるなんて
無理ー  と思う。
旦那もゆっくり息して〜といってるが呼吸しているつもりでも
耐痛に声が出る。
『はあーーーー、ひゃーーーー、ひゅーーー』
(自分では長く呼吸しているつもり)

強烈な痛みの中で
「口閉じてー、声が出ると力入らないよー」
「足の力抜いてー」
「息はゆっくりはいてー」
「長ーーーく、ながーくはきながらお腹に力入れてーー」
「お尻は下につけてーーー痛くても浮かせないでー」
「あかちゃん出れないよー」
「目は開けてーー」
「顔はお腹を見てー」
「波が来たら「キター!」でお腹に力いれてー」

こんな言葉を周りの人達に何回もぐるぐる言われ・・・。
『これを全部やるのは神業だ』と思った。

いきんだのは5〜6回?だっただろうか。2回目位であまりの痛みの強さに体の力が抜けいきみを諦めた、その瞬間
助産師に「途中で諦めないで〜頑張って」と言われ、
『頑張れって、物凄く頑張っているよーすごーく(泣)』

息が乱れ、顔は力が入りっぱなし
『痛ーーーーーい』って2回は叫んだと思う。
後は声だか、息だかわからない感じ。

23:07
あっちんが生まれる?た?
と言うか正しくは既に生まれていたが正しい表現かも。
私より先に旦那の方が取り上げたのを見たみたい。
私はまだお産が終わっていない思い、まだいきんでいたようだ。

出たのを見て(見つけ)
『終わったー』『よかったよかったし』
泣き声を確認し、自然と涙が溢れてきた。
嬉しかった。
嬉しさとこれからの責任の重さを同時に感じた。

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